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経済

2016年4月22日

マレーシア経済成長率予想、MIERが4.2%に下方修正

〈クアラルンプール〉
独立シンクタンクのマレーシア経済研究所(MIER)は、今年の国内総生産(GDP)増加率予想を、当初の4.7%から4.2%に下方修正した。

 

ザカリア専務理事は「今年も貿易は黒字だが、輸出額が少ない。マレーシアの主要貿易相手国である中国経済の減速もマイナス要因だ」と語った。
原油価格の下落を受け政府は原油価格を1バレル30米ドル(約3,300円)と想定し予算を修正した。

 

予算赤字目標はGDP比で3.1%だが、ザカリア氏は「原油価格は上昇しており、3.1%の達成は可能で、さらに少ない赤字も予想される」と述べた。ザカリア氏は今年の原油価格を35~45米ドルと予想している。

 

一方で、為替相場は1米ドル3.80~4リンギ(約107~113円)を予想している。相場に影響を与える可能性のある国内要因として、1マレーシア・デベロップメント(1MDB)をめぐる問題、ナジブ首相退陣要求を盛り込んだ市民宣言を挙げた。

 

ゼティ中央銀行総裁の退任も波乱要因だが、2~3週間で落ち着くと考えられるという。

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