シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP2月の非石油地場輸出は2%増、増加は数字上のマジック

貿易

2016年3月21日

2月の非石油地場輸出は2%増、増加は数字上のマジック

〈シンガポール〉
シンガポール国際企業庁(IE)が発表した2月の非石油地場輸出(NODX=石油輸出・再輸出を除く輸出)は前年同月比2.1%の増加だった。NODXは前年比で減少が続いており、民間エコノミストによると、2月の増加は比較対象である昨年2月の輸出額が少なかったという計算上の理由によるもの。1月と2月の合計ではNODXは前年同期比4.7%の減少になる。大華銀行(UOB)のエコノミストは、3月、4月は再び前年同月比でマイナスになると予想している。

 

2月のNODXは前月比(季節調整済み)では4.1%減で、額は122億Sドル(約1兆円)だった。

 

前年同月比で、NODXのうち電子機器輸出は0.7%増加した。電子機器以外の輸出は2.7%の増加だった。

 

域内・国際貿易の指標である再輸出(石油を除く)は2.4%増に回復した。工業先進国への輸出は増加したが、アジア域内への輸出は低迷した。

 

輸出先上位10市場のうち、輸出が増加したのは欧州連合向け(増加率は16%)、香港(同22%)、日本(15%)など。減少したのは韓国向け(減少率は26.5%)、台湾(同14%)、タイ(9%)。

 

製造業の先行きを示す中間財輸入は前月より19億Sドル(約1,558億円)多い56億Sドル(約4,592億円)。石油貿易、再輸出も含めた総貿易は前月比2.8%増の682億Sドル(約5兆5,926億円)だった。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP2月の非石油地場輸出は2%増、増加は数字上のマジック