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政治

2016年3月15日

外国人労働者の新規雇用停止を閣議決定 バングラデシュ人労働者の受け入れも中止

〈クアラルンプール〉
3月11日に行われた閣議でアハマド・ザヒド・ハミディ副首相兼内務相は、外国人労働者の新規雇用の受け入れを正式に中止したと発表した。それにより、国内からの批判の高まりを受けて2月19日から一時停止していた、マレーシア連邦政府とバングラデシュ政府により締結された向こう3年間のバングラデシュ人150万人のマレーシア就労に関する覚書も破棄される。

 

ザヒド副首相は「マレーシア連邦政府は先日、労働許可証を保持ぜす就労している者、あるいは許可証の有効期限が既に切れた者を合法労働者にする再雇用計画を発表した。不法就労外国人を雇用している事業主に対してチャンスを与えたのにもかかわらず、それを無視し、不法雇用が発覚したとしても罰金を払えば許されると思っている者もいる。しかし、それはもう認められない。」と強い姿勢で話した。

 

さらに副首相は「もし労働者が見つからない場合、事業主はマレーシア経営者連盟、マレーシア製造連盟、マレーシア貿易組合・団体に相談すればよい」と、マレーシア人に対して就労の機会を与えるよう訴えた。

 

マレーシアは近年、東南アジアの中でも経済成長が著しく、肉体労働など技術の習熟を必要としない分野を中心に外国人労働者の雇用受入れを積極的に行っていた。しかし、マレーシア人の雇用機会の減少、賃金低下への不安など、社会問題を引き起こす原因にもなっていた。

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