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政治

2016年3月14日

タン・チェンボク氏、2度目の大統領選に挑戦を表明

〈シンガポール〉
前回、2011年の大統領選挙で、僅差で落選したタン・チェンボク氏が3月11日、記者会見を開き、17年8月までに実施される次期大統領選挙に立候補する意向を表明した。1年以上も前の立候補表明はまれ。タン氏は76歳で、4月に誕生日を迎える。妻、2人の子供、数十人の支持者とともに会見に臨んだ。

 

タン氏は与党・人民行動党(PAP)党員として6回、選挙で当選したベテラン政治家で、多くの企業のトップを務めるなど職歴も華やか。前回の大統領選挙ではトニー・タン氏に7,382票の差で敗れたが、予想外の善戦だった。十分な準備期間を置くことでより多くの国民と触れ合う機会を持つのが、早期表明の理由。

 

大統領選挙制度については現在、憲法調査委員会が、立候補者の資格について見直し作業を進めており、タン氏を失格させるのが狙いの見直し、との意見もある。当のタン氏は「委員会が私の排除を企てるほど私は大物ではない」と語った。タン氏が目指しているのは「国民に影響のある事柄について意見を言う、真に独立した大統領」で、当選したら飾り物の大統領にはならないという。タン氏は「何か間違っていると皆さんが感じたら、声を挙げ、それを守り通すことが重要だ」と呼び掛けた。

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