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政治

2016年2月29日

家庭での蚊の「繁殖」に200Sドルの罰金、全土で適用

〈シンガポール〉
デング熱感染者が今年は多く、またジカ熱の脅威も加わったことから、政府は3月14日以降、蚊が繁殖していることが分かった家庭に200Sドル(約1万6,000円)の罰金を科す。現在はデング熱感染者が多い地域のみ罰金刑を適用しているが、これを全土に拡大する。

 

マサゴス・ズルキフリ環境・水資源相が蚊の繁殖撲滅運動の開始式で明らかにした。蚊の繁殖が最も多くみられるのは家庭。

 

今年は高めの気温、流行しているウイルスタイプが従来と異なることなどから感染が拡大しており、年間で3万人に達する可能性もあるという。

 

1月にシンガポール環境庁(NEA)は12万6,000ヵ所を調べ、約1,900ヵ所で蚊の繁殖を確認した。

 

米州ではジカ熱の感染が拡大しており、保健省は警戒を強めている。ジカ熱もデング熱同様、ヤブカが媒介する。

 

繁殖撲滅運動は例年、3月から6月の開始だが、今年は前倒しした。住民は、蚊の繁殖の2サイクルに相当する14日間、蚊を繁殖する結果にならないよう注意を求められる。

 

地域社会のリーダーや、NEAの研修を受けた市民がボランティアとして各家庭を訪問し蚊の繁殖がないかを確認しているが、政府はこうした市民ボランティアを増やす。

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