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経済

2016年2月2日

コンドミニアム市況は当分低迷、賃貸は借り手市場

〈ペタリンジャヤ〉
首都圏クラン・バレーのコンドミニアム市場では今年と来年、多数の住宅が完成するが、住宅ローン規制の影響で活発な売れ行きは望み薄のもようだ。

 

ヘンリー・ブッチャー・リアル・エステートのタン・チーメン最高執行責任者(COO)は、不動産鑑定士・コンサルタント協会のセミナーで「コンドミニアム売買はさらに減少する。住宅価格は下がるが、大幅下落はない」と語った。

 

次期総選挙の実施期限は2018年8月で、タン氏によると、政府は経済テコ入れ策を導入すると考えられ、2017年下半期は市況の改善が期待できるという。

 

コンドミニアム賃貸は借り手市場だ。またこの先、首都圏高速輸送システム(MRT)の建設で周辺地域でのコンドミニアム開発が加速すると予想されるという。

 

不動産・住宅開発業者協会のまとめによれば、昨年上半期に売り出されたコンドミニアム、アパートは4,259戸で、売れたのは779戸と18%にとどまった。

 

通年では8,374戸の集合住宅が売り出された。売り出しは特に下半期で多く、このうちサービスアパート(中長期滞在型賃貸住宅)が69%を占めた。

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