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建設

2016年1月18日

公共事業で景気刺激、今年の建設需要の65%は公共工事

〈シンガポール〉

建設業管理庁(BCA)は1月15日、今年の建設需要は270億~340億Sドル(約2兆1,927億円~2兆7,612億円)で、うち65%は公共工事が占めるとの見通しを示した。これほどの高い比率は2002年以来。

 

BCAとシンガポール不動産開発業者協会の共催になるセミナーで、デスモンド・リー国務相(国家開発担当)は、民間の建設需要は低迷しているが、公共事業は十分あると述べた。

 

今年実施される主要な公共工事は、新国立がんセンター、下級裁判所ビル、JTCの総合物流ハブ、公益事業庁(PUB)の水再生・下水事業、チャンギ空港滑走路、MRT(地下鉄・高架鉄道)トムソン・イーストコースト線の残存区間。

 

BCAは、経済の低迷、また完成した住宅、オフィス施設の増加で、今年も民間の建設需要は低迷すると予想している。

 

昨年の建設発注は272億Sドル(約2兆2,090億円)と、当初予想(290億~360億Sドル、約2兆3,552億円~2兆9,237億円)を下回った。うち公共工事が140億Sドル(約1兆1,370億円)、民間部門が132億Sドル(約1兆720億円)。

 

来年から2020年まで、BCAは公共工事需要を年160億~200億Sドル(約1兆2,994億円~1兆6,242億円)と予想している。

 

昨年の工事代金支払額は350億Sドル(約2兆8,425億円)で、国内総生産(GDP)に4.7%貢献した。今年は320億Sドル(約2兆5,988億円)~340億Sドルの予想。

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