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2011年12月15日

テナガ、市場価格による天然ガス購入を準備

〈クアラルンプール〉
政府系電力会社のテナガ・ナショナル(TNB)は来年、発電燃料の液化天然ガス(LNG)を市場価格で購入する準備を進めている。チェ・カリブ社長兼最高経営責任者(CEO)が明らかにした。
マラッカ州のLNGの再ガス化プラントが来年完成するのに併せて実施したい考え。ただし政府の認可を取り付けることが必要となる。
テナガはこれまで、国営石油会社のペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)から補助金付き価格で購入してきた。ペトロナスへの依存を緩和することで政府補助金支出の削減がみこまれる。ガス価格が上昇した場合でも、政府に電力料金への転嫁を防ぐためのオプションがあるので直ちに上がることはないという。
天然ガスは現在、発電燃料の60%を占めており、石炭が35%、水力及びその他が5%となっている。
TNB は石炭の比率を増やして、天然ガスと石炭を同等にしたい考えだ。
現在の補助金付き天然ガス価格は百万英熱単位(mmBtu)当たり13.70リンギ(約333円)で、市場価格の30~40リンギ(約730~約970円)を大きく下回っている。このため政府が年間200億リンギ(約4,856億円)を負担している。
なおチェ・カリブCEOによると、来年の電力需要は3~4%増と予想されている。

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