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経済

2011年12月14日

プロトン、米GMとの提携交渉を再開か

〈クアラルンプール〉
米ゼネラル・モーターズ(GM)が、国民車メーカーのプロトン・ホールディングスとの提携交渉を再開した模様だ。ブルームバーグが複数の情報筋の話として伝えた。GMの東南アジア向け生産をマレーシアのプロトン工場で一部行う方針とみられ、プロトンにとっては組立工場の稼働率アップや技術供与を受けることができるメリットが期待される。
GMは東南アジア向け生産拠点をタイに集約していたが、今回のタイの大規模洪水で裏目に出た。マレーシアに一部生産をシフトすることでリスク回避の狙いもあるとみられる。
両社は以前も提携交渉を行ってきたが、プロトン親会社の政府系投資会社カザナ・ナショナルが2007年に正式に打ち切りを発表した。プロトンへの出資比率の問題などがネックとなったとみられる。しかし情報筋は、交渉は再開したもののまだほんの初期段階に過ぎず実現するかどうかは予断を許さないと指摘。

また今回はカザナがプロトン株43%を売却しようと考えているにも関わらず、GM 側はあまり関心をもっていないとした。
プロトン株の買収に名乗りを上げているのは、▽DRBハイコム▽ナザ・グループ▽プロトン会長のモハメド・ナズミ氏のチーム――の3者で、DRBハイコムは取得した株式の一部を独フォルクスワーゲン(VW)に譲渡し、共同でプロトン経営に乗りだすとの報道もあるが、DRB側は否定している。
なおカザナは売却条件の一つが43%を丸ごと買収することとしており、年内に売却先を決める方針であることを明らかにしている。

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