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2011年12月9日

対立するエアアジアとMAHB、和解への動きを加速

〈クアラルンプール〉
空港税の引き上げやクアラルンプール新国際空港(KLIA)の新格安航空ターミナル(LCCT)「KLIA2」建設を巡って対立している、格安航空会社エアアジアと空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)が和解に向けた動きを加速させている。
エアアジアは12月6日、幹部10人あまりが出席する記者会見を開き、これまでのMAHBの主張に対して一つ一つ反論。「KLIA2」建設に当たっては最大の利用者となるエアアジアの意見が取り入れられていないと指摘し、サービス水準合意(SLA)を結ぶよう要請した。
これを受けたMAHBは声明を発表し、エアアジアとのSLA締結に前向きに取り組む考えを表明。エアアジアからの提案を待って検討を始める考えを示した。エアアジアは9日にも提案内容をMAHBに示すものとみられる。
これに対しMAHB批判の急先鋒だったエアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、MAHBのバシル・アハマド社長に感謝の意まで表明し、8日の創立10周年記念式典に招待したい考えを示した。
「KLIA2」の建設コストは、当初予定の20億リンギ(約482億円)から36億~39億リンギ(約867億~939億円)に大幅に上昇する見通し。建設も遅れており、MAHBはエアアジアによる過分な要求が原因と批判し、エアアジア側が反論していた。MAHBが実施した空港税の引き上げについても、エアアジアは執拗な抗議活動を続けている。

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