シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP次期総選挙、中国正月明け実施の可能性も 選挙改革の実施状況がカギ

政治

2011年12月7日

次期総選挙、中国正月明け実施の可能性も 選挙改革の実施状況がカギ

〈クアラルンプール〉
12月3日に閉幕した与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)党大会でナジブ・ラザク総裁(首相)が次期総選挙に向けて臨戦態勢を整えるよう党員に促す演説を行ったが、総選挙の実施時期については早ければ中国正月後の来年2月に行われるとの見方が浮上している。
中国正月は1月23日が元旦で、華人社会は前後1週間ほどは機能しなくなる。またナジブ首相は1月に南アフリカを訪問、さらに同月25~29日にはスイスのダボスで開催される世界経済フォーラム(WEF)に出席する予定だ。ただ過去のマハティール元首相の例からみて、ナジブ首相の意向次第で南アフリカ訪問やダボス行きがキャンセルされる可能性も残されている。
ナジブ首相が約束した選挙改革が間に合うかどうかも、総選挙実施時期を占う重要なポイントとなる。選挙改革を無視して総選挙に突入すれば、野党やリベラル派の団体などが強く反発することは必至。2008年の前回総選挙のように無党派層が野党支持に回る恐れがある。
選挙改革に関する特別委員会(PSC)は先ごろ、選挙プロセスの改革案を下院議会に提出した。PSCは3月までに改革作業を終わらせる予定だが、それには選挙委員会が作業をスピーディに進める必要がある。
総選挙を睨んでUMNOは来年3月に予定されていた党役員選挙を18ヵ月延期することを早々と決めており、与党連合・国民戦線(BN)で共闘するマレーシア華人協会(MCA)やマレーシア・インド人会議(MIC)、人民運動党(ゲラカン)もそろって追随している。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP次期総選挙、中国正月明け実施の可能性も 選挙改革の実施状況がカギ