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建設

2011年12月6日

国営石油ペトロナス、ペラ州で第3の再ガス化プラント建設へ

〈クアラルンプール〉
国営石油会社のペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)のシャムスル・アズハル・アッバス会長兼最高経営責任者(CEO)は、ペラ州ルムにおいて新たな液化天然ガス(LNG)再ガス化プラントおよび液化天然ガス(LNG)ターミナルの建設を計画していることを明らかにした。
マレーシア半島部の発電セクターや産業ユーザーから不満の声が出ているガス不足に対応するためだ。
同CEOは、プラントの建設については今は計画の段階だとした上で、ガスへの需要が高まっていることからマラッカとジョホール州ペンゲランに次ぐ3番目のターミナルが必要と指摘した。マラッカのプラントは来年7~8月、ペンゲランのプラントは2015年までに稼動を開始する予定だ。ペトロナスはサバ州ラハド・ダトゥでもLNGターミナルを建設しており、ペトロナスとテナガ・ナショナル(TNB)が共同で建設を進めている発電所にガスを供給する予定だ。
ペトロナスは今年年初6ヵ月(3~9月)の決算を発表した。利益は570億リンギ(約1兆3,945億円)となり、通年(9ヵ月間)目標の600億リンギ(約1兆4,678億円)の達成は可能との見通しだ。
ペトロナスは決算の締めを3月31日から12月31日に変更するため、今年通年決算は9ヵ月間の結果となる。
第2四半期(7~9月)の売り上げは718億リンギ(約1兆7,565億円)、利益は183億リンギ(約4,477億円)だった。前年同期の売り上げは119億リンギ(約2,911億円)、利益は569億リンギ(約1兆3,920億円)だった。
シャムスル・アッバスCEOは石油・ガス産業は世界的な経済不安やユーロ圏の債務問題、北アフリカや中東地域が与える影響を確実に受けるとコメント。既に石油価格が下落しており、来年には原油価格が1バレル当たり85~87米ドル(約6,625~6,781円)になると見込まれると述べた。

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