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政治

2016年1月11日

5年間の研究開発予算は190億Sドル、高齢化社会、食糧自給の研究を重視

〈シンガポール〉
国の研究開発の在り方、予算を決める研究・イノベーション・起業委員会(RIEC)は2020年までの5年間の研究開発(R&D)予算を190億Sドル(約1兆5,427億円)とすることを決めた。年にすると約40億Sドル(約3,248億円)で、国内総生産(GDP)比1%と、米国とほぼ同じ比率になる。

 

発表に当たりリー・シェンロン首相は「人材、科学、われわれの生活を変えるものに対する投資だ」と語った。革新的技術を利用した製造・エンジニアリング、保健医療・バイオ医科学、サービス・デジタル経済、都市ソリューション・持続可能性への投資を優先するという。

 

民間セクターによるR&D投資はGDP比1.5%で、5年後までには1.8%まで引き上げるよう、政府は民間に働き掛ける。

 

リー首相は「GDPの1%相当を支出するだけの価値があるかと問われれば、ある。成果は得ている」と語った。

 

予算を管理する国家研究財団(NRF)のロー・テクセン最高責任者によれば、100億Sドル(約8,120億円)を公営研究機関に割り当てるが、このうち40%について、研究者、科学者は提案書を提出し自らの手で予算を獲得しなければならない。NRFは最も優れた研究に資金を出す。

 

国民が健康的に老いるための方法、食糧自給率の引き上げ、飲料水の確保、伝染病への対処能力など、国のニーズに対処する研究を重視する。

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