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貿易

2012年12月18日

11月の国産品輸出、2.5%の減少に

国際企業庁(IE)によると、11月の国産品輸出(NODX=石油・再輸出を除く輸出)は前年同月比2.5%の減少で、8月以降の減少傾向をたどった。10、11月のNODXは7~9月期の水準を下回っており、シティグループのエコノミストは、10~12月期はテクニカルリセッション(2・四半期連続の経済の前期比マイナス)の可能性を否定できないとしている。
大華銀行(UOB)によると、1~11月のNODXは前年同期比2.2%増で、電子機器以外の輸出が4.8%増、電子機器輸出が2.6%減と推測している。NODXに占める電子の割合は34%と2007~08年の世界不況時前の52%を大きく下回った。輸出の多様化による電子依存の軽減とUOBは見ている。
11月のNODXのうち、電子機器以外の輸出は6%増で、薬品、船舶、金(きん)が特に増加した。
電子機輸出は16.5%の減少で、4ヵ月連続の減少。集積回路(IC)、パソコン部品の減少が顕著だった。シンガポールの製造業はパソコンが中心で、スマートフォン、タブレットコンピューターの世界的需要増の恩恵を受けられなかった。
主要10市場のうち、NODXが増加したのは欧州連合(EU)、タイ、中国のみ。総貿易額は季節調整済みで810億Sドル(約5兆5,600億円)。NODXは140億Sドル(約9,600億円)だった。

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