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経済

2012年12月13日

住宅賃貸契約、過去最多の見通し

今年の住宅賃貸契約件数は過去最多を更新する見通しだ。一方で住宅の建造が増加しており、空室も増えている。
不動産仲介の英系サビルズによると、1~10月の賃貸契約件数は4万2,139件で、11月と12月は例年、それぞれ3,000件の取引があることから、通年では4万8,000件に達する見通しだ。過去最多は昨年の4万5,062件。
賃貸契約の額は年初10ヵ月で2億800万Sドル(約190億円)。通年では昨年の2億1,800万Sドル(約147億円)を上回る見通しだ。
10月のコンドミニアム、アパートの賃料(中央値)は1平方フィート(0.09平方メートル)当たり月3.75Sドル(約255円)と前月より7%高い過去最高になった。住宅賃借に充当できる額が少なくなった結果、狭い住宅を借りる傾向が強まり、床面積当たり賃料が上昇した。
賃借用支出の削減は高級住宅にも影響が出ており、高級コンドミニアム賃料は4・四半期連続で下落。今期は同4.88Sドル(約330円)に下がった。
第3四半期の賃貸向け物件数は27万6,346戸で、空室率は6.1%。空室住宅の絶対数は、コンドミニアムが1万4,198戸。
空室率が比較的高いのは中心街。この先、高級住宅の賃料は下落が、一般向け住宅の賃料は横ばいが予想される。

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