シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPヴァージン航空との提携、SIAが解消の方針

経済

2012年12月4日

ヴァージン航空との提携、SIAが解消の方針

シンガポール航空(SIA)はブランソン氏が経営する航空会社ヴァージン・アトランティックに対する持ち株(発行済み株式の49%)の売却を計画しており、複数の相手と交渉を持っていると明らかにした。SIAはロンドン経由の米国行き大西洋航路での旅客サービスを視野にヴァージン株式を1999年、約6億ポンド(約790億円)で取得した。
しかしヴァージンを経営するブランソン・アンド・カンパニーはSIAに一切、経営にタッチさせず、資本提携の効果がないまま時間が経過した。
英紙によると、米大手のデルタ航空が取得に関心を示している。SIAが保有するヴァージン株式の簿価は推定1億ポンド(約130億円)で、デルタは簿価以上の価格を提示しないとアナリストは見ている。
SIAのチュー・チュンセン前最高経営責任者(CEO)は2008年、ヴァージンへの出資を「うまくいっていない投資」と明言。売却する意向を表明していた。シンガポールと英国は2007年、SIAに英国から大西洋航路を運航する以遠権を認める協定を交わしており、SIAにとりヴァージンとの提携は意味を失った。
ヴァージンのアジア参入もSIAとの取り決めで制限されており、資本提携が解消されれば、ヴァージンはシンガポールを含む多くのアジア諸国への乗り入れが可能になる。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPヴァージン航空との提携、SIAが解消の方針