シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP10月の物価指数、4%に上昇が鈍化

経済

2012年11月26日

10月の物価指数、4%に上昇が鈍化

統計局が発表した10月の消費者物価指数(CPI)上昇率でみたインフレは前年同月比4.0%で、9月のインフレ(4.7%)と比べ上昇が鈍化した。今年の月ベースの最低(8月の3.9%)とほぼ同水準。しかし今月の新車購入権(COE)価格は上昇しており、また賃貸用公営住宅(HDBフラット)と、労働力の供給ひっ迫もあることから、11月のインフレは再度、高くなる見通しだ。10月のインフレは前月比では0.2%の低下だった。
項目別の上昇率(前年同月比)は、運輸が7.5%、住居費が5.6%、ヘルスケアが5.2%と高め。食品は1.7%。
住居費のうち、住宅賃借費(持ち家を賃借していると想定して算出)は6.8%の上昇で、9月の上昇率(7.7%)を下回った。9月の数値が高かったのは、昨年9月にあった賃借料の還付が今年はなかったという比較上の効果によるもの。10月はこうした効果がなかった。
自家用車所有にかかわる費用と住宅賃借費を除いたコア・インフレは2.2%(9月は2.4%)。通年のコア・インフレ予想は2.5%で、通産省と金融管理庁(MAS=中央銀行)は、労働力のひっ迫で来年の賃上げはやや高めになると予想している。今年通年のCPI予想は4.5%強。

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