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社会

2012年10月3日

離職中の中国人ワーカーに無料で食事を支給

ゲイランのコーヒーショップ2軒で毎日、中国人ワーカー30人~40人に昼食と夕食が無料で支給されている。支給される食事は野菜、肉のおかずにご飯またはシャオビンと呼ばれる中国のパン、そしておかわり自由のスープ。これは慈善団体ヘルスサーブ(HealthServe)によるゲイラン・フードプロジェクトの一環で、中国人ワーカーの大部分は、ケガなどのため職に就けない状態にある。
このプロジェクトは2011年初め、何日間もまともな食事にありつけない外国人ワーカーのために始められた。ゲイランが選ばれたのは、中国人ワーカーに人気の場所だからという理由だ。
当初は、食事は通常価格2.80Sドル(約177円)の食事を2.50Sドル(約158円)で販売され、1人のボランティアの医師が食事代を払っていた。しかし、無料の食事を求めて集まるワーカーが増えたため、ヘルスサーブが寄付を募ることにし、そして7月、移民労働者センター(MWC)がゲイラン・フードプロジェクトの資金提供に同意した。
食事に集まるワーカーの多くは特別なパスを持ち、ケガや上司との関係などのために働けず、現在は補償を待っているという状態にある。だが、その解決までに4ヵ月から1年を要する。法律では、係争中は雇用主が住居と食費を外国人ワーカーに支給しなくてはならないことになっているが、ワーカーよると、すべてのケースに適用されるとは限らないという。
この無料食事の支給を受けることができるのは、登録されたワーカーのみで、ヘルスサーブ職員は係争中のケースが早く解決に進むようにアドバイスをしている。
リトルインディアの2軒のレストランでも別の慈善団体によって、バングラデシュやインド出身のワーカーのために無料の食事支給プロジェクトが行われている。

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