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経済

2012年8月29日

仏カルフール、シンガポールから完全撤退

ハイパーマーケット2店を当地で運営する仏カルフールは年内に完全撤退する。本社は経営難に陥っており、シンガポール市場以外からの撤退も検討している。
シンガポール進出は1997年で、初めてハイパーマーケットのコンセプトを紹介した。店舗はサンテック・シティーとプラザ・シンガプラにある。カルフール(シンガポール)の広報担当者は「先行き希望が持てないため」撤退すると表明した。影響を受ける従業員は380人だが、ジャイアント、コールド・ストレージなどを運営するデアリー・ファームが雇用に関心を示している。
ジョーンズ・ラング・ラサールによれば、カルフールの当地シェアはわずか。国内最低価格が売り物だったが、スケールメリットのあるNTUCフェアプライスやデアリー・ファームより商品調達、物流で不利だった。
プラザ・シンガプラは11月、サンテックは12月に明け渡す。ジャイアントは来年上半期、サンテックに出店することが決まっている。カルフールが賃貸している場所は改装される。
カルフール本社の昨年の純利益は前年比14%減の3億7,1000万ユーロ(約365億円)。シンガポール業務の売上高は7,600万ユーロ(約75億円)と低迷した。

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