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経済

2012年7月4日

ヘッドハンティングビジネス、サービスを多様化

幹部人材あっせん業者(通称ヘッドハンター)の国際会議が最近、シンガポールで開催された。最高経営責任者(CEO)、最高財務責任者(CFO)など役職がCで始まるトップ人材のスカウトが主な仕事だが、業務範囲を拡大しているのが最近の傾向だ。
実際、大手5社(コーン・フェリー・インターナショナル、エゴンゼンダーインターナショナル、スペンサー・スチュアート、ハイドリック・アンド・ストラグルズ、ラッセル・レイノルズ・アソシエイツ)は数年前から、人事サービス全般に手を広げている。トップ人材だけでなく、あらゆる階層の労働力管理がサービスの対象だ。
コーン・フェリーは2001年に当時のCEOが、人材管理全般へのサービス多様化を表明した。このため幹部以外の人材を仲介する同業者の買収を進めた。
厳しい経済環境、特に2008年の世界同時不況が、ヘッドハンターによるこうした業務拡大、多様化の弾みとなった。ハイドリックは09年に、人材の内部育成をアドバイスするサービスを開始した。
シンガポール大手企業の首脳人事では、ハイドリックが2008年にシンガポール取引所(SGX)のCEO後継者をスカウト。また2009年にはシンガポール航空(SIA)のCEO後継者をスカウトした。

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