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国際

2013年8月26日

米企業の対外投資、10年間の累積でシンガポールが首位

離任を間近に控えたアデルマン駐シンガポール米大使は地元紙との会見で、シンガポールは米企業にとり最も魅力ある投資先になったと語った。

2012年末までの10年間の累積投資額は1,380億米ドル(約13兆6000億円)で、米企業の対日、対豪州投資を上回った。対中投資はシンガ ポールの半分。アデルマン氏は「きわめて良好なビジネス環境を築いたシンガポール政府の功績だ」と語った。シンガポールの対米累積投資額(2011年末時 点)は220億米ドル(約2兆1700億円)。
両国関係が緊密さを増す要因となった協定としてアデルマン氏は、昨年交わした戦略的提携パートナー・ダイヤログ協定と、第3国訓練計画を挙げた。米国は提 携パートナー協定を親密な相手としか結ばず、また訓練計画では18ヵ月間で既に8回の研修が東南アジア諸国連合(ASEAN)向けに実施された。
人的交流では、シンガポール在留の米国人は2万7,000人。米国の大学に留学しているシンガポール人は数千人で、国軍兵士では常時800~1,000人が米国で訓練を受けている。
米国がシンガポールとの関係を一段と緊密にした背景には、米国のアジア重視への政策転換があり、シンガポールがアジア戦略の重要拠点となった。シンガポールが拠点化に前向きだったことも米国には好都合だった。

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