シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP社員の転職率、上昇の見通し

経済

2013年8月14日

社員の転職率、上昇の見通し

社員の転職率が上昇する見通しだ。人事コンサルティングの米ヘイ・グループがシンガポール人社員194人を調査した結果によると、2年以内に転職するつもりだと回答した者の割合は15.6%と、1年前の調査時の割合(14.1%)を上回った。
ヘイ・グループは、英国の経済学・ビジネス研究センターと協力して、シンガポールを含む19ヵ国の転職動向を調べた。
ヘイ・グループの地域担当責任者チャン氏は、経済好転を転職率上昇の主因として指摘。「経済の下降に伴い労働市場は安定を欠き、多くの組織で転職が減少し た。しかし経済の回復で世界的に雇用市況が安定を取り戻しており、不満を抱える労働者が転職する可能性が高まっている」と説明した。
アジア太平洋地域全体でも転職率は上昇する見通しで、インドネシアでは調査に回答した者の25.8%、中国では21.3%が転職を計画している。米国、豪州など先進工業国の転職率は来年、ピークを迎える見通しだという。
この先5年間の転職率予想は、アジア太平洋地域が24%、全世界が23%。経済回復に加え、大望ある中所得層の増加が要因だ。
チャン氏は、適切な賃金体系、昇進の見通しの提供など、優秀な社員を引き留めておくための対策を雇用者は講じるべきとしている。

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