シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP16世紀の遺跡発見で、マラッカタワーの建設地が移転に

社会

2006年12月5日

16世紀の遺跡発見で、マラッカタワーの建設地が移転に

【マラッカ】

回転式展望タワーの建設地からポルトガル統治時代(1511 ~ 1641年)の
ものと思われる遺跡が発見されたことを受け、同タワーの建設地が移転されることとなった。

ライス・ヤティム文化芸術伝統相は3日、遺跡を視察し、「2005年文化遺産法(Heritage Act 2005)」では現代の事業によって歴史的遺産を破損することを禁じているため、タワーの建設予定地は移転せざるを得ないと述べた。一方で、「重要な発見であり、州や国への影響は計りしれない」と期待を表した。

同遺跡からは、幅2メートル・長さ10メートルの堀のほか、陶器などの遺品が発掘された。

考古学者らは、マラッカの古地図を元に、同遺跡がミドルズバラ砦の一部ではないかと見ている。ミドルズバラ砦はマラッカ川への船の出入りを監視するための建造物で、ポルトガル人が16世紀に建設したとされているが、オランダ人が建設したとの説もある。現存するサンチャゴ砦に次ぐ重要な要塞ともされている。

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