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2006年5月16日

銅・アルミ価格上昇が製造コストに影響

【クアラルンプール】銅やアルミニウム価格が上昇しており、マレーシアのケーブル線製造メーカーが悲鳴をあげている。20社以上の製造業者が加盟するマレーシア・ケーブル製造業協会(MCMA)によると、原材料費の65%を占めるとされる銅、アルミニウムの高騰が利益を圧迫している。特にバイヤーと長期納入契約を結んでいる業者は今期、赤字転落が必至な状勢だという。
銅価格は1トン3,328米ドル(1万1,914リンギ)だった昨年上期から、2倍以上に上昇。11日には8,000米ドル(2万8,640リンギ)に達した。同様にアルミニウム価格は、昨年上期の1,844米ドル(6,602リンギ)から3,000米ドル(1万740リンギ)へと、1年で70%上昇した。
国内需要の70~75%を占めている主要バイヤーであるテナガ・ナショナルとテレコム・マレーシアはケーブル製造業者のコンソーシアムから購入しており、その他の製造業者は残りの市場をめぐって熾烈な競争を繰り広げている状態。MCMA のアブドル・ラザク会長は、ケーブル製造業者がグループ化してスケールメリットが出せれば原料価格の高騰分を吸収できると指摘し、政府の補助金を当てにするよりむしろ、市場の新規開拓など新たな方法を模索すべきだと述べた。

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