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政治

2011年5月23日

1セン硬貨の復活を中銀に提案=ムヒディン副首相

〈カンガー〉 

ムヒディン・ヤシン副首相は、2008年4月に廃止された1セン硬貨の復活を近く中央銀行バンク・ネガラに提案する方針であることを明らかにした。

5セン単位に切り上げる方式だと飲食業界などが値上げする際に必要以上に上げることが多くなるため、結果的に庶民の負担が増える。不当な利得を防止することで、懸案となっているインフレに歯止めをかける一手とする。ムヒディン副首相は、ミルクティー「テータレ」を例に挙げ、コストが1セン(約0.27円)上がっただけなのに値上げの際は5セン(約1.35円)上げられると指摘した。

1セン硬貨の発行停止、支払いを5セン単位に切り上げ・切り下げする新制度は売買効率化と硬貨鋳造コストの削減を狙ったもので、1~2センの場合はゼロに切り下げ、3~7センは5センにまとめ、8~9センは10センに切り上げている。1セン硬貨の鋳造コストは額面を上回っており、中銀は年間3億6,000万枚の1セン硬貨が発行されていることから、廃止によって1,400万リンギ(約3億7,900万円)の節約になると説明していた。

提供:日刊アジアインフォ

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