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社会

2011年2月2日

洪水が各地で悪化、避難民が5万人に これまで3人が死亡

〈クアラルンプール〉

大雨の影響でジョホール、ネグリ・センビラン、マラッカ、パハン、サバの5州で洪水が発生、2月1日正午時点で約5万人が各地の学校や多目的ホールなどに設けられた避難所に避難している。これまで川に流されるなどして3人が死亡した。

最も洪水被害の大きいジョホール州では4万5,145人が避難し、セガマットなど各地の河川の水位が危険水位を超えた。各地を繋ぐ道路も冠水し、セガマットでは1月30日から停電、断水となり電話も普通となった。ジョホール州では2006年12月に起きた大洪水で6万人以上が避難、6人が死亡しており、今回の洪水でのさらなる被害拡大が懸念されている。ジョホール州クルアンなどでは洪水の影響を受けて土砂崩れが発生し、マレー鉄道(KTMB)が「エクスプレス・ラクヤット(KL セントラル-シンガポール)」、「エクスプレス・シナラン・ティムル(クアラ・リピス-シンガポール)」の運休を発表した。

30日、セガマットとクライジャヤで自家用車に乗車中の女性2人が増水した川に流され死亡した。

ネグリ・センビラン州ではタンピン、ジェンポル、クアラ・ピラ、レンバウ、ゲマス地区の住民が避難した。低地の住宅などが浸水した。ゲマス地区の数カ所の道路は閉鎖されたが、消防隊や軍隊の車両などが住民の避難を助けた。

マラッカ州ではジャシンやアロー・ガジャ地区で洪水の影響を受けて道路が閉鎖された。

ジャシン地区の浄水所で勤務する警備員が増水したプラントに落下し死亡した。

パハン州ではラウブ、ロンピン、ベントン、マランの500人以上が避難。2メートル以上水に浸かった道路もあり、数カ所の道路が全面通行止めとなった。

サバ州東海岸では3日間に渡り降り続いた雨の影響でコタ・メルドゥ、ベルラン、サンダカン、ピタス地区の約4,000人が避難した。

気象局によると、今後1週間は雨天が続くと見られているが徐々に回復が予想されるという。

提供:日刊アジアインフォ

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