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日系企業

2013年5月9日

EDB出資のワクチン開発会社、武田薬品が買収

武田薬品工業は8日、全額出資子会社の武田アメリカ・ホールディングスが、シンガポールに研究開発(R&D)拠点があるワクチン開発会社の米インバイラジェンを買収すると発表した。買収手続きは2週間以内に完了する見通しで、武田薬品は3,500万米ドル(約34億円)をまず支払い、研究の進捗状況、販売実績に応じ最大2億1,500万米ドル(約212億円)を後の段階で支払う。
インバイラジェンにはシンガポール経済開発庁(EDB)の投資部門子会社、EDBインベストメントが出資している。
インバイラジェンはシンガポールのワクチン開発会社、シングバックスと2009年に合併し、デング熱と手足口病のワクチンのR&Dを行ってきた。
デング熱ワクチンのデンバックスは4種のウイルスすべてを含むワクチンで、臨床第2相試験を実施中だ。手足口病ワクチンは第1相試験が終了した。インバイラジェンは、チクングニア熱のワクチンも開発中だが、これは前臨床段階。
武田薬品は日本で60年にわたり小児用ワクチンの供給に携わっており、ワクチン事業を世界規模で展開する計画だ。世界中では年間4億人がデング熱に感染し、うち約1億人が発症すると言われている。

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