シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP企業の減益傾向、明確に

経済

2013年5月6日

企業の減益傾向、明確に

企業の決算発表が続いており、5月3日までの1週間にさらに34社が1~3月期決算を発表したが、減益傾向が改めて確認された。同34社の純利益合計は18億9,000万Sドル(約1,515億円)で、前年同期より5%減少した。
これを含め、これまでに決算を公表した107社の純益合計は51億8,270万Sドル(約4,154億円)で、同13%の減少だった。
黒字は87社、赤字は20社。黒字企業のうち増益、減益とも42社。赤字から黒字に転換が3社だった。赤字企業のうち、赤字拡大が8社、赤字縮小が6社、黒字から赤字に転落が6社だった。
銀行では、DBSグループの純益が2%増の9億5,000万Sドル(約761億円)、大華銀行(UOB)が5%増の7億2,200万Sドル(約578億円)。OCBCは16%減の約7億Sドル(約561億円)と減益だった。
ほかの主要企業では、カジノ総合リゾートを経営するゲンティン・シンガポールが44%減の1億1,590万Sドル(約93億円)と幸運の女神に見放された格好だ。メイバンク・キム・エン証券によると、中国経済が不透明なため、債権(客のとばくの負け)回収に警戒感をゲンティンは持っているという。
油井掘削装置(リグ)世界2位のセムコープ・マリンの純益は5%増の1億1,870万Sドル(約95億円)。既存リグの老朽化などでリグ需要は堅調を維持する見通しだという。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP企業の減益傾向、明確に