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社会

2013年1月30日

デング熱が流行、最多発生地区は東部テクロ・クラオ

デング熱感染が昨年12月中旬以降、拡大している。1月第4週の新規患者数は267人で、週ベースでは過去5年間で最多。
内科医のムクンド・ドシ医師は、パークウエー・イースト病院で通常3~4人のデング熱患者を担当するが、最近は7~10人という多さだ。
最も感染が多い地域は病院に近いテロク・クラオで、これまでに81人がデング熱に感染した。テロク・クラオはMRT(地下鉄・高架鉄道)ユーノス駅の南に位置する。
ムクンド・ドシ氏によると、患者の症状は以前に比べ深刻で、血小板数の減少が甚だしく、嘔吐、下痢、高熱が多いという。ただ、重篤な出血性デング熱の患者は少ない。保健省によると、今年確認された出血性デング熱の患者は6人。
テロク・クラオのデング熱は1型ウイルスが原因。ウイルスは4つ型があり、過去6年間は2型の感染が多かった。勢力が強いウイルスの型が交代すると、感染が拡大する可能性がある。
デング熱患者に占める1型ウイルス感染の割合は、2011年が10%、昨年が19%、今年初3週間が27%。
シンガポール環境庁(NEA)は対策として、効果がない薬剤散布を止め、水たまりなど蚊の繁殖場所をなくすことに注力している。

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