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経済

2013年1月29日

求人難が進行、低賃金・低技能の職が不人気

企業が求人をかけても、欠員を埋めることができない状況が以前より深刻になっている。人材開発省によると、6ヵ月以上、欠員状態が続いている就職口は、2011年9月までの1年間では1万8,230人、翌年9月までの1年間では15%増の2万930人だった。
昨年9月時点の求人は5万6,400人で、就職口のうち10件に4件は6ヵ月以上、欠員だったことになる。
欠員が多いのは、販売担当店員、ウェイター、警備員、レジ係、清掃人、労務者。経営者の側も、技能をあまり必要としない職で求人が困難と語っている。国民の間で最も確保が難しいのは清掃人、労務者、販売員。
専門職者・管理職・エグゼクティブ・技術者(PMET)では、就職口のうち欠員が生じるのは40%弱。
ゴミ収集・清掃サービス業のエバーグリーンによると、週に数回、求人広告を出すが、数年、欠員が埋まらないこともある。清掃業者にとり、こうしたことは珍しくないという。
技術を必要としない職が人気のない理由は、低賃金、仕事のきつさ、作業環境の悪さ、シフト勤務があること。
シンガポールは教育水準が上がっており、低技能職に対する需要とのミスマッチもありそうだ。

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