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社会

2013年1月11日

COEシステムの見直しを検討へ

史上最高額を更新するCOE(新車購入権)のシステムを見直すために、政府は一般から寄せられた意見や提案を検討する。陸運庁(LTA)はすでに自動車業界からの意見を募集しているという。
詳細は不明だが、COEのカテゴリー分けの見直しをするものと思われる。現在、乗用車のCOEはエンジン排気量が1600cc未満と1600cc以上に分けられているが、公平に出力や排出ガス量によって分けるべきという意見がある。BMWやメルセデス・ベンツなどの高級車ブランドは、1600cc以下の高出力エンジンを搭載するモデルを販売している。一方、トヨタなどは出力を抑えている。ディーラーも高級車の方が大衆車に比べて利潤が大きいために、COE入札に注力する。
入札者に対する規制も見直される可能性がある。現在、入札はほとんど自動車販売業者によって行われている。業者は販売目標を達成するために積極的な入札を行うが、そのコストは結局消費者が負担することになる。
さらに、「自動車購入熱」を抑えるために自動車ローンに上限を再導入することも考えられる。かつて自動車ローンは購入価格の70%に上限が設定されていた。しかし、2003年にシンガポール金融監督庁(MAS)よって自由化が図られ、撤廃されていた。
ルイ・タックユー運輸相によると現在、45%の家庭がすでに車1台を所有しているという。2008年は40%だった。

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