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政治

2015年12月7日

生の淡水魚を使った料理、飲食店での販売を全面禁止

〈シンガポール〉

シンガポール環境庁(NEA)は12月5日、同日付で生の淡水魚を使った料理の提供を全面禁止すると発表した。すべての飲食店に適用する。

 

ホーカーなどの露天商、コーヒーショップ、軽食堂、フードコートおよびケーターリング業者はさらに、海の魚も生で客に提供する場合、NEAの検査を受けなければならない。

 

レストランは引き続き、サーモン、マグロ、メカジキなどを生で提供することができる。衛生管理がしっかりしており、生での消費を意図した魚を取り扱う業者から仕入れているためだ。

 

生の淡水魚料理の禁止は、B群連鎖球菌(GBS)に今年感染した患者360人のうち150人が、生の淡水魚の摂取によるものだったためで、うち2人は死亡した。NEAは11月、生の淡水魚を使った中国式粥料理を提供しないよう、ホーカー業者を指導していた。

 

今年猛威を振るったのはST283タイプのGBS。通常のGBSであれば健康な人には深刻な影響を及ぼさない。

 

国立大学病院のスー・リヤン医師によると、GBS感染がこれほど広まったのは世界初。GBSが食べ物を介して人間に感染することも初めて確認された。

 

春節の祝いの膳につきものの、生の淡水魚の切り身と生野菜を混ぜた鱼生(ユ-シェン)も来年は飲食店から姿を消す。

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