シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPセマカウ島に再生可能エネルギーのマイクログリッド

経済

2014年10月29日

セマカウ島に再生可能エネルギーのマイクログリッド

ごみ埋め立て地であるセマカウ島に域内初の、複数の再生可能エネルギーを利用、融合させるマイクログリッド(小規模電力網)が試験プロジェクトとして整備される。公的機関による研究用施設としては世界初。
研究の中心は南洋理工大学(NTU)エネルギー研究所(Erion)で、経済開発庁(EDB)、シンガポール環境庁(NEA)が支援する。当初投資額は800万Sドル(約6億7,000万円)。
世界最大の独立系発電業者GDFスエズや、世界最大の風力タービンメーカー、ベスタスなどエネルギー関連の多国籍企業10社が関心を示しており、参画の可能性がある。
マイクログリッドは、エネルギー供給源と消費施設をもつ小規模なエネルギー網。第1期では来年下半期に、太陽光発電パネル、風力タービン、蓄電施設を建設する。第2期では2016年から17年にかけ、セマカウ島と、隣接するセント・ジョンズ島の周辺に潮力発電施設を設置する。
再生可能エネルギーは間欠的な供給特性があるため、電力需要と適合させるための管理が必要になる。
プロジェクトでは、余剰電力を気体燃料に変換して貯蔵・利用する「パワーツーガス」技術も採用する。発電能力は1時間1メガワットで、4室の公営住宅250戸の電力需要を賄える量だ。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPセマカウ島に再生可能エネルギーのマイクログリッド