シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP2011年の失業率は2%、実質賃金上昇率は0.7%

2012年3月19日

2011年の失業率は2%、実質賃金上昇率は0.7%

人材開発省は3月15日、昨年第4四半期の労働統計(確定値)を公表した。解雇は3,250人と四半期ベースで2009年第2四半期以来の最多だったが、新規就労者数は3万7,600人で、就業率は3.9%上昇。この結果、失業率は2%と、過去14年間で最も低かった。

 労働市場はさらに改善の兆しが見える。第4四半期の求人数は前期比13%増の5万4,200人で、有効求人倍率は1.18倍と、9月の1.15倍を上回った。最近の最高は昨年3月の1.39倍。

 求人の増加で外国人労働者も増加しており、労働力に占める外国人の割合(メードを除く)は32.8%になった。

 昨年の就労者数は12万2,600人の純増で、うち外国人が70%を占めた。部門別で、大型の公共事業がある建設では2万2,000人増加した。サービス業は9万6,100人、製造業は3,400の純増だった。

 昨年の労働生産性は1%の上昇にとどまった。単位労働コスト(一定量のものを生み出すための労働コスト)は3.4%上昇した。

 賃金上昇率は6%で、物価上昇率を勘案した実質賃金上昇率は0.7%にとどまった。今年の賃上げ幅は低率の見通しで、実質賃金上昇率は0%になる可能性もある。

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