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社会

2011年12月14日

就労許可規則の1月改定、駆け込み申請も

エンプロイメント・パス(EP、就労許可)規則が来年1月1日付で改定される。収入要件の厳格化が改定の柱で、一部ではEP申請の駆け込み需要が見られる。またEP更新が既に、以前より難しくなっているようだ。
EPはQパス、Pパスの2種があり、いずれも月額基本給の要件が引き上げられた。国民の雇用確保が改定の目的。
人材仲介業者によると、製造業者でエンジニアとして働いている外国人労働者は賃金が急上昇することはまずなく、EP更新が認められないケースが予想されるという。
EP保有者は14万2,000人(昨年末時点)で、うち20%が規則改定の影響を受ける見通しだ。
Q1パスは賃金要件が2,800Sドル(約16万8,000円)から3,000Sドル(約18万円)へ、P2パスは同4,000Sドル(約24万円)から4,500Sドル(約27万円)へ、それぞれ引き上げられた。
以前、月2,600Sドルの賃金で働いていたマレーシア人の男性は、EPが取得できない場合、Sパスに変更する意向だ。Sパスの賃金要件は2,000Sドル(約12万円)で、扶養家族をシンガポールに呼ぶことができない。また外国人就労者全体の5%以下との制約もある。
EP保持者に対する雇用数制限はないが、政府は割当制度を導入する可能性もあり、一部の企業ではEPの駆け込み申請が見られる。

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