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金融

2011年12月14日

米ドル流動性、プライベートバンクが鉱脈

地元銀行にとり米ドルの調達ルートとしてプライベートバンク部門の重要性が増している。CIMBによると、欧州の銀行が貿易金融から徐々に手を引き、また銀行間市場での米ドルの貸し付けを減らしており、米ドル流動性が世界的にひっ迫している。
しかし国際貿易の場では依然、米ドルが重要な取引通貨。シンガポールの銀行に対する貿易金融需要は増加しており、DBS銀行とOCBC銀の9月末の米ドル預貸率(預金残高に対する貸付残高の比率)は166~171%になっているという。
DBSによると、プライベートバンクと現金管理サービスの両面からシンガポール(S)ドル以外の通貨の預金が増加している。アジアで最も安全な銀行との評価も、預金増につながっているという。
昨年末以降の預金残高は22%増加した。プライベートバンク部門では、Sドル以外の通貨が預金残高の75%を占めている。
OCBCではプライベートバンク部門子会社、バンク・オブ・シンガポールの米ドル預金が流動性確保に役立っている。プライベートバンクの顧客は米ドルで預金を保有する傾向が強い。
スタンダード・チャータード銀行シンガポールでも、プライベートバンク部門が流動性確保に役立っているという。

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