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社会

2011年12月14日

シンガポールの「マザーテレサ」、113歳で死去

シンガポールの「マザーテレサ」とも称された最高齢のテレサ・スーさんが12月7日、死去した。113歳だった。
養子で看護師のシャラナ・ラオ氏は、スーさんが設立した慈善団体「ハート・ツー・ハート」のホームページ上に、彼女が死亡したことと、彼女の意向に従い、ほかの人に迷惑をかけることになる葬儀を行わず、死亡当日、火葬したことを発表した。
スーさんは1965年に高齢の病人の面倒を見るホームを設立し、シンガポールのナイチンゲールとも言われた。
友人によると、彼女のモットーは「愛はすべてに打ち勝つ」で、110歳でもホーム居住者に食事を出す奉仕を続けていた。笑い、笑顔を絶やさず、周囲にも常に笑顔を振りまいていたという。
中国・広東省の沙頭で1898年生まれた。父親が家族を捨てたため、一家はマレーシアのペナンに移住。スーさんは女子修道会で学んだ。
第2次世界大戦中は香港と重慶でボランティアとして働き、戦後は英国で看護を学習。ドイツの慈善組織に加わりパラグアイでホーム開設にかかわった。この後シンガポールに移住し、年老いた病人を看護するホームをホーガンに開設した。
菜食主義者で、生涯独身を通した。政府から2度、表彰されている。

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