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経済

2011年12月13日

来年のGDP増加率は3%、バークレイズ予想

英バークレイズ・キャピタルのラフル・バジョリア副社長補は来年のシンガポールの国内総生産(GDP)の増加率予想を、3%に1ポイント下方修正した。ユーロ圏における小規模の景気後退と、アメリカ、中国経済の減速予想が主因だ。
ラフル氏によると、電子機器、薬品需要が祝祭需要の反動で減少するため、景気低迷は上期に予想される。また政府が景気てこ入れのため財政面から対策を講じるとの前提で、下期は景気回復が期待できるという。
シンガポール金融管理庁(MAS=中央銀行)が来年4月の金融政策会合で金融緩和を決定する可能性はない。経済成長は鈍化するが急落はなく、大量の解雇も発生しないという。
インフレ率は今年の推定5.2%に対し、3.1%への鈍化が予想されるという。ラフル氏は、消費者心理が冷え込むため、新車購入権(COE)価格が現行水準より高騰することはないと見ている。
アジア経済全般は来年上期に景気の底を打つ見通しだという。景気悪化に対し域内の政策決定者は、金融政策より、公共投資、補助支給、信用拡大など財政政策を中心に講じ対処すると予想される。金融緩和より効果が早いからだ。

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