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社会

2011年12月6日

外国人メードの資格試験、廃止へ

人材開発省はメード(家政婦)資格を得るための英語の試験を廃止する。これに替え、シンガポールでの生活に慣れてもらうための研修(SIP)の受講を義務付ける。
タン・チュアンジン国務相(人材開発担当)によると、過去1年にわたり900人のメードと500人の雇用者から意見を聞いた結果、試験の廃止を決めた。
試験は英語力、基本的計算能力および家事に関する知識を見るのが目的。合格率は95%と高いが、試験に3回落ちた者は帰国しなければならない。
既にシンガポールに入国した時点で、母国の人材仲介業者への支払いなど費用がかかっており、試験に不合格の場合、当人に苦痛を与えることが分かったという。5月には、試験に3回落ちたインドネシア出身の女性が寄宿舎で自殺を図り、死亡した事件も起きている。
メードとしての仕事、当地の生活に適応するのを後押しする研修の方が望ましいと当局は判断した。
研修では、掃除、洗濯など雑用を安全にこなす方法や、雇用条件、メードの責任について、英語または受講者の母国語で教える。
新方式への移行に伴い、メードの経歴書(技術能力を含む)を統一する。基本条件(年齢が23歳かそれ以上で、最低8年間、正規教育を受けている)は維持する。

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