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経済

2011年12月16日

GDP予想、民間エコノミストが下方修正

シンガポール金融管理庁(MAS=中央銀行)が今月実施した経済予想調査で、民間エコノミストは来年の国内総生産(GDP)増加率予想を3%(前回、9月調査時は4.9%)に下方修正した。MASが質問書を送付した11月21日、政府は来年のGDP増加率予想を1~3%に下方修正していた。
第3四半期のGDP増加率が前年同期比6.1%とアナリスト予想の中央値(5.5%)を上回ったにもかかわらず下方修正したのは、世界経済の見通しが悪化したため。
第4四半期のGDPについてエコノミストは4.4%の増加(同5.9%増)を予想しており、来年は第1四半期がゼロ成長で、第2四半期以降、上向きになるという。
エコノミストは今回の予想を示すに当たり、ユーロ圏経済の崩壊という最悪のシナリオを想定していない。崩壊した場合、全世界が深刻な景気後退に直面する可能性がある。
しかしクレディ・スイスのアジア担当主任エコノミストのジョセフ・タン氏は「ユーロ圏崩壊の公算は極めて少ない。崩壊は加盟国に大変な損害を与えるため、許容されないと思う」とコメントした。
来年の消費者物価指数(CPI)上昇率について、エコノミストは3.1%(同2.8%)を予想している。

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