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社会

2011年11月11日

アドバイス料めぐりエンタンとイーシスが訴訟

企業コンサルタントのエンタン・コーポレート・アドバイザリーと、エンタンを雇用した情報通信(IT)部品流通業者イーシス・テクノロジーズが顧問料をめぐり裁判で争っており、第1回公判が11月9日、高等裁判所で開かれた。
イーシスは2006年、重要顧客の米系シーゲートから契約を打ち切られた。このため銀行から融資の返済を迫られ、資金繰りに窮し、業務立て直しを図りエンタンを雇用した。
契約によれば、エンタンが請求する顧問料は、時間費用、現金払いの雑費、付加価値サービス料(VAF)の合計で、VAFは総付加価値の5%に設定された。イーシスがエンタンに払った着手金は200万Sドル(約1億2,164万円)。
しかしイーシスは、同社に出資の可能性があるテレデータと契約を締結する直前の07年2月6日、顧問契約打ち切りをエンタンに通知した。
同2月末までにエンタンは、時間費用と雑費として計73万Sドル(約4,440万円)余りの納品書を送付。着手金の残額返還をイーシスから求められたが、VAFが残額を超えるとして要求に応じなかった。
これに対しイーシスは、有用なアドバイスをエンタンから受けていないとの理由で残額の返還を求め提訴した。エンタンがVAFを受け取る資格があるかが争点だ。

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