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経済

2010年8月3日

セキュリティーの新興企業、マカフィーが買収へ

セキュリティーソフトウエア大手、米マカフィーは地元新興企業のテンキューブを推定500万Sドル(約3億1,750万円)余りで買収する。
 
テンキューブは、シンガポール国立大学(NUS)コンピューター学卒業生のダリウス・チョン氏(29)が仲間3人とともに興したセキュリティープログラムの会社で、創業5年目。
 
ウエーブセキュアと呼ばれる携帯電話、携帯パソコン向けソフトを開発した。遠隔操作で携帯電話のキー操作を無効にする遠隔ロックや、端末自体を初期化する遠隔初期化、ウェブを利用したバックアップ・情報の回復、位置情報やSIM(加入者識別モジュール)カード追跡が可能なソフトで、端末を失くしたり盗まれたりした場合、情報を遠隔操作で守ることができる。
 
米国では大手企業による新興企業の買収は良く見られる。買収を通じ能力を強化でき、あるいは競争相手となる可能性のある企業を傘下に置くことができるからだ。
 
人が携帯電話を紛失する可能性は携帯パソコンの15倍という調査結果があり、携帯端末に記録された個人、または仕事上の情報のセキュリティーが重要になっている。
 
ウエーブセキュアの顧客には、シンガポール・テレコム(シングテル)、携帯電話大手のノキア、ソニー・エリクソンが名を連ねている。

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