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建設

2015年4月27日

クアラルンプール・シンガポール高速鉄道 、完工予定に遅れ

クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道の完成が、当初の2020年より2年遅れる見通しだ。消息筋によると、未解決の問題が残っているためだ。

事業費は約149億Sドル(約1兆3,295億円)で、鉄道敷設距離が長いマレーシアの負担が大きい。入札ではなく任意契約になる見通しで、新幹線技術を誇る日本と、世界最長の高速鉄道網を持つ中国が激しい受注競争を展開している。

高速鉄道計画が提案されたのは2013年のシンガポール・マレ首脳会議。5月5日にシンガポールで開催する首脳会談で詳細が協議される見通しだ。両国を結ぶコーズウエー(連絡橋)は交通混雑が激しく、代替輸送手段を求める声が増している。

着工は第3四半期の予定だったが、関係筋によると、年末か来年初頭にずれ込む可能性がある。

マレーシア内閣は最近、同計画に携わる事業体としてMyHSRを設けることを承認した。マレーシア公共陸運委員会のヌル・カマル最高責任者は、設計、資金調達、管理、警備、入国管理関連など2国間で合意が必要な事項は9月までに決着がつく見通しだ。

同鉄道は東南アジアにおける最大のインフラ事業の一つ。全長は340キロで、クアラルンプールとシンガポールを90分で結ぶ。

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