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経済

2010年4月23日

三菱化学メディア、ブルーレイディスク製造ライン導入

三菱化学メディア(大塚重徳社長)は、急速な需要増が見込めるブルーレイディスク(BD)市場に対応するため、シンガポール工場のミツビシ・ケミカル・インフォニクス(MCI)にBDの製造ラインを新規導入し、生産能力を強化する。MCIはBDの主要生産拠点になる。

新規導入の製造装置は片面2層のBD-R DL(容量は50ギガバイト=GB)と色素記録膜を使ったBD-R LTHタイプ(同25GB)。BD-R LTHタイプは既に生産を始め4月下旬に出荷を開始する。既存ラインの月産能力は40万枚で、今回の増設で同100万枚体制になる。

BD-R DLは5月初旬に生産を開始し、下旬に出荷を開始する。月産能力は30万枚で、今後の需要次第では増設を検討する。この結果、BD生産能力は現在の年480万枚から1,560万枚になる。

BDの世界需要は、今年の推定9,800万枚から2012年までには3億1,000万枚への急増が予想されている。シンガポールでBDを生産しているのはMCIのみ。昨年度は9,720万米ドル(約90億6,000万円)の売上高を計上した。

MCIの従業員数は540人で、今回の投資で20%増員する。大塚社長は、◇有能なエンジニアの存在◇政府の強力な支援◇ビジネスのしやすさ――をシンガポールの利点として挙げた。

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