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金融

2010年4月15日

要注意人物、証取が公表

シンガポール取引所(SGX)は4月13日、上場規則違反があった元企業幹部10人のリストを公表した。「上場企業の経営幹部としてふさわしい特性を発揮しなかった」としており、上場企業はこれらの人物を取締役など経営幹部として雇用する場合、SGXの事前承認が必要になる。

リストに掲載されたのは、オリエンタル・センチュリー、チャイナ・プリンティング・アンド・ダイイング、オキュラス、アドバンス・モジュール・グループなど10社の元幹部10人。

純粋な地場資本の企業は1社。残りのうち5社は中国系。社名を変更した会社、上場廃止になった会社もある。

10人全員に共通していたのは、◇株主の利益を守る行動を怠った◇株価操縦の回避につながる情報公開を怠った――の2点。

オキュラス(現アニカ・ホールディングス)では、株式発行で得た資金1,500万Sドル(約10億円)を大株主のアリエル・シンガポールが流用。これをロー・シオンジン当時専務が黙認した。ロー氏はアリエルの専務でもあった。

チャイナ・プリンティングでは親会社の倒産を受けタオ・ショーロン最高経営責任者(CEO)夫妻が姿をくらました。

シンガポール証券投資家協会(SIAS)は「リスト公開は不正行為を抑止する効果がある」とした。

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