シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPラッフルズ・ホテル、カタール企業が買収へ

経済

2010年4月9日

ラッフルズ・ホテル、カタール企業が買収へ

カタールの政府系不動産会社、カターリ・ディアルがラッフルズ・ホテルを2億7,500万米ドル(256億円)でカナダのフェアモント・ラッフルズから来年初頭にも買収する。ラッフルズ・ホテルの持ち主が交代するのはこれが3回目。

フェアモント・ラッフルズはラッフルズ、フェアモント、スイスホテルの3ブランドで、世界24ヵ国で100余りの高級ホテルを経営している。

カターリ・ディアルはカタール投資庁の不動産部門。フェアモント・ラッフルズの株式40%も4億6,700万米ドル(約435億円)で取得し、筆頭株主になる。フェアモント・ラッフルズは新株式を発行するため、主要株主で世界屈指の富豪、サウジアラビアのアルワリード王子の持ち株比率は58%から35%に低下する。

ラッフルズ・ホテルは1887年の創建で、シンガポールを代表するホテル。小説家のサマサット・モームやジョセフ・コンラッドが著作の中で触れたことでも知られる。

ラッフルズ・ホールディングスが所有していたが、2005年に同社の全ホテル資産を米系コロニー・キャピタルが17億Sドル(約1,135億円)で買収。この後コロニーはアルワリード王子と組みフェアモント・ホテルズを39億米ドル(約3,633億円)で買収し、ラッフルズ・ホテルをフェアモントの資産に組み入れた。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPラッフルズ・ホテル、カタール企業が買収へ