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日系企業

2010年4月2日

液晶ディスプレー子会社、東芝が売却

東芝は3月31日、東芝モバイルディスプレイ子会社で、パソコン向け液晶ディスプレーの量産拠点であるシンガポールのアドバンスト・フラット・パネル・ディスプレイ(AFPD)を台湾のAUオプトロニクス(AUO)に売却すると発表した。AUOはAFPDの従業員(約900人)を保持する。

東芝モバイルディスプレイはAFPD発行済み株式の100%を保有しており、全株を譲渡する。売却価格は公表されていないが、推定100億円。

東芝は液晶ディスプレーについて、携帯電話やスマートフォンなどモバイル機器向けや、カーナビなど車載用途向けなど、成長が見込める分野に経営資源を集中させる。持続的な利益創造の事業体制に向けた改革の一環として、売却を決めた。

AFPDの創業は2001年3月で、資本金は4億7,258万Sドル(約315億円)。アナリストによると、AFPDは最近、シェア落としているが、AUOは「買収でAUOの評価が上がる。地理、物流面の強みがあり、南アジア、中東、豪州、ニュージーランド市場へ売り込む」と強気の声明を発表した。最近、買収を進めており、液晶ディスプレーで韓国のサムスン、LGに次ぐ世界3位に躍進している。

今回の売却で東芝の液晶ディスプレー工場は日本の2工場のみとなる。

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