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経済

2010年4月1日

民間住宅価格が上昇、一部は過去最高に

民間住宅価格が上昇しており、種類別で過去最高を更新したものもあった。一方、住宅開発庁(HDB)が開発する公営住宅(HDBフラット)の募集に対し6倍の応募があった。中古HDBフラットが大幅に値上がりしたため、手ごろな価格の新築に市民が殺到した格好だ。

DTZ、CBリチャード・エリスなど不動産仲介業者の調べによると、第1四半期の民間住宅価格は、賃借権の設定された土地の集合住宅が1平方フィート当たり2.1%増の623Sドル(約4万1,300円)で、過去最高だった2007年第4四半期の615Sドル(約4万700円)を上回った。

自由保有権の土地の集合住宅は3.7%増の1,456Sドル(約9万6,400円)で、過去最高より1.9%低い。高級集合住宅は4.2%増の2,500Sドル(約16万5,600円)で、これも過去最高より10.7%低い。

値上がりが顕著だったのは土地付き住宅で、5.7%増の1,529Sドル(約10万1,300円)と過去最高を更新した。過去最低だった1年前と比べると28.2%の値上がりだ。

賃貸市場は変動がなく、一等地の集合住宅の賃貸料は1平方フィート当たり月3.32Sドル(約220円)で、過去最高を32.8%下回っている。

DTZによると、経済好転を受け、将来の賃料、価格上昇を見込んだ投資目的の購入が多数見られる。

第1四半期の新築住宅販売戸数は約4,000戸と前期の2倍で、一等地の物件が多かった。購入者のうち外国人は23.5%で、インドネシア人、マレーシア人、中国人の順に多かった。

HDBが売り出したのは、応募者が一定割合に達した場合に建設する方式の住宅で、建設地は北東部センカンと北部のセンバワン。価格は中古HDBフラットより30%ほど安い。

応募倍率が高かったのはセンカンの5室のフラットで、126戸の募集に対し応募は1,341件。募集成立から住宅完成まで3年ほどかかる。

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