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日系企業

2009年12月10日

ダイハツ系のプロドゥア、生産拡大に向けラワン工場を拡張へ

〈クアラルンプール〉
プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は、来年3月までにセランゴール州ラワンの組立工場(138ヘクタール)を拡張する方針だ。将来の輸出需要の拡大に対応するためで、先に発表した多目的車(MPV)「アルザ(ALZA)」の輸出も視野に入れている。サイド・アブドル・ハフィズ社長が明らかにした。
ラワン工場の現在の年産能力は25万台。生産設備の他に、本社ビルや研究・開発(R&D)施設、スタイリング・スタジオ、車両試験コース、エンジン工場、パーツ倉庫などを備える。
同社長は、「アルザ」の発売前調査を元に月間販売目標を2,800台としたが、来年1月以降は月間4,000台の達成も可能だとコメント。需要増に応えて拡張を行う必要があると判断したと述べた。「アルザ」は既に1万1,000台の予約を受けており、納車には2~3ヵ月待つ必要がある。2010年には5万台の販売を予想している。予約の83%がオートマチック車だという。
プロドゥアは2010年の販売目標を過去最高の17万6,000台を目標に掲げている。今年11月までの時点では15万1,000台を販売しており、うち53%を「マイヴィ」が占めた。なお今年の販売目標台数に関しては、事前予想の16万2,000台から上方修正し、16万4,000台としている。
■ハイブリッド車生産の予定は当面なし■
サイド・ハフィズ社長は、ハイブリッド車の生産予定は当面ないとコメント。手ごろで大衆市場向けの自動車の販売に注力する考えを明らかにした。同社長は、ハイブリッド車は販売価格やメンテナンス、保険料も高くつくとし、現在の手ごろな価格帯を維持する方針だと述べた。
対抗するプロトン・ホールディングスは2011年までにハイブリッド車の量産化を行う方針を明らかにしている。マレーシアでは現在、ホンダ・マレーシアが「シビック・ハイブリッド」、UMWトヨタが「トヨタ・プリウス」を輸入販売している。それぞれの価格は12万9,000リンギ、17万 5,000リンギ。
同社長は、ディーゼル仕様車の発売に関しても予定はないとコメント。2011年に発売を予定している新モデルはコンパクトタイプのガソリン仕様車となると述べた。

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