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社会

2009年9月29日

一夫多妻制クラブ発足、知識と理解深めるのが目的

〈ラワン〉
4人までの妻帯が認められているイスラムの制度の理解と浸透を深めることを目的に、このほど「一夫多妻制クラブ」が発足した。実際に複数の妻を持っている者は全体の2%ほどしかおらず、あまり浸透していない。
発足人はハトジャ・アアム氏。1994年に禁止されたイスラム原理主義団体「ダールル・アルカム」の創始者、アシャアリ・モハメド氏の4番目の妻。クラブメンバーはアシャアリ氏の息子であるイクラムラ・アシャアリ氏(43)が代表を務める「アシャアリ・クラン」という宗教組織の会員がほとんどを占めており、300人の男性、700人の女性が加入しているという。
ハトジャ氏は、このクラブの発足によって一夫多妻制の知識と理解を広め、一般的な批判的見解を一掃していくのが目的だと説明。一夫多妻制は女性の売春の防止、母子家庭の保護と援助が達成でき、美しい制度であると語った。
弁護士のカルティニ氏(41)も一夫多妻制に賛成で、出廷等で忙しい時、他の妻と協力して家事育児をこなすことができたり、他の妻と様々な問題を共有でき、家族として完成できると語った。
これに対しマレーシアには一夫多妻制に反対する団体「シスターズ・イン・イスラム」などもあり、女性の社会進出・自立が進むにつれ一夫多妻制を許さない風潮も強く根付いている。

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